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20万年前の設計書に託された人類を進化させる7つの要素とは!?

Posted on Posted in P11. かくめい, P21. みみず。, S1. ワークライフ進化論, 未分類
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久々のアップで失礼します(笑)

「僕がアクセンチュアを辞めた理由」のYuichiです。今年はもうすこしだけアップしていこうと思います。
さて、いまさら言うまでもなく医療、農業、工業、様々な分野においてテクノロジーの発展が人類の人口爆発に大きな影響を与えてきたわけですが、人類の幸せに対しても同じく爆発的な影響を及ぼしてきたでしょうか。この問いについては大いに議論が分かれるところだと思います。 このギャップはいったいどこから生まれているのでしょうか。今回は、人類の「進化」について掘り下げてみたいと思います。人類進化の道は大きく二つ考えられます。それぞれを”右回りの進化論”と”左回りの進化論”と名付けてみました。

 

1. 右回りの進化論 ”トランスヒューマニズム”

今、人類は新たな局面を迎えています。多様で複雑極まりない経済・社会問題に対してさらなるテクノロジーの発展がそれらを救おうとしています。 社会問題へのスタンスのひとつとしてトランスヒューマニズムという思想があります。新しいテクノロジーを用い、人間の身体と認知能力を進化させ、人間の状況を前例の無い形で向上させようという思想です。

2016年米国大統領選挙が盛り上がりを見せていますが、ゾルタン・イシュトヴァン(Zoltan Istvan)氏は、不老不死を求め技術を愛する トランスヒューマニスト党(Transhumanist Party)の代表として立候補しました。

トランスヒューマニストは、人間は人間以上の存在になるためにこれらの科学技術を使用すべきであり、使用できると考えている。私の大統領選挙戦を人工心臓、脳インプラント、人工四肢、外骨格スーツ、無限の長寿などの実現を加速させる手段として利用することです。(中略)

このままいけば人類はあと半世紀で技術的特異点(シンギュラリティ)に達し、文字通り超人類となるはずです。 たとえばトランスヒューマニストは、宇宙産業を再燃させ、人々を太陽系全体に送りたいと考えています。我々は巨大な海上国家プロジェクトを作り、あらゆる種類の人や科学実験がそこで受け入れられるようにしたいのです。人間が起こしたあらゆる環境問題の解決法を教えてくれる超人工知能を作り出したいのです。

(中略)ロボットが我々の仕事をする一方、人間は21世紀の進歩の果実に支えられ、余暇を楽しみ世界を探索し、したいことを何でもできる生活を送るのです。 ゾルタン・イシュトヴァン(Zoltan Istvan)氏

まるでSFのような世界観!?加えて「遺伝子組み換え人間」、「オーダーメイドベイビー 」、「宇宙適応型人間」、「バイブマインド(社会性昆虫)」、 「コンピューターにアップロードされる脳となる」・・・ これらのハイレベルなテクノロジーを駆使した人間の「進化」は十分実現可能でしょう。人類はテクノロジーによって新たな次元へと昇華していくのでしょうか。

 

2. 左回りの進化論  “ゴーワイルド”

ここからが本題です。
こちらは生身の人間としての生物学的な進化の話です。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのスティーブ・ジョーンズ教授によると、生物学上人類の進化は止まっており、今後人類が100万年生存していたとしても今の人類とほとんど変わらないのだそうです。

一方、ここ1万年の間に進化のスピードは100倍早くなり、その証拠に牛乳が消化できるようになった、青い瞳が生まれた、などをあげ、日々進化しているという説もあるようですが、進化の大小は解釈次第なのでなんともいえないかもしれません。 しかし、ここに感覚的にしっくりくる一説がありました。

 

《人は、科学によって飼いならされたペットになった。》

以下はネイティブアメリカンとの会話です。
(ネイティブ)「すべての動物は人間よりも賢い」
(訪問者)「では、聞くが、フクロウがなぜ家を建てたり、コンピューターや自動車をつくらないのかい?」
(ネイティブ)「賢いからそんなことをする必要がないのだ」
先住民は野蛮で未熟であり現代人のほうが優れているというのは、ホッブス的な西洋思想から始まった壮大なステレオタイプの思い込みにすぎないのです。『Go Wilde』ジョンJ.レイティ (著), リチャード・マニング (著)

(ここから同書からの引用が続きます。)

進化の原理からすると、常に快適で居心地の良い環境をつくるテクノロジーのおかげで、変化に適応するための進化は必要なくなります。そして、退化していきます。動かなくてよい、考えなくてよい、楽をするようになる。筋力は衰え、脳も衰え、免疫力は低下する。 先住民を偏見なしに観察してみると、強靭な集中力や精神力、完璧な肉体美、共同体の結束力、これらに裏打ちされた生命力、大自然に囲まれた環境、生きている実感。 確かに、そのすべてにおいて現代人は劣っているといっても過言ではありません。先住民にはまったくか、あってもほとんど存在しなかった精神病、自殺、肥満、糖尿病、乳がん、子宮がん、自然分娩減少、精子減少、若者のセックス離れ・・・。平均寿命が延びた、身長が延びた、あるところまではうまくいっていたのでしょう。しかし今となっては代償のほうがあまりに大きく、この延長線上には何が起こるのか気がかりでなりません。

 

自分という環境の破壊

わたしたちは、テクノロジーの発展による負の側面として、環境破壊については多く触れてきたものの、「自分自身=身体と脳」という最も大切で、最も身近な環境に関する破壊についてはほとんど認識しないか、認識していても無視してきたと言えるのではないでしょうか。(次に大切な家族をも。)

テクノロジーの不完全性

仮にある心や精神が病気になった場合、その根本を顧みることはせず、個別課題としてあげられ、個別の対処法が科学的に処方され、それはうまく処理されていると思わされてきました。糖尿病←ダイエット、肥満←ジムの提案、うつ←抗鬱剤、それらは企業に、経済に、それらにのっかるマスコミに政治家によって。 人は熱がでたらバファリンを飲めば治ると信じており、なぜ身体が熱を発しているかを考えもせず、身体と心の潜在力をことごとく無視してきました。テクノロジーは 自然界の複雑性を機能還元的に分解、分析して個別課題を個別解決してきましたが、 自然界のすべてが解明・解読されていないなかでこの手法では、予期しないリスクや副作用をもたらすのは考えてみれば当然のことです。例えば科学的にビタミンをとれば健康になると言われて特定のサプリメントをたくさんとります。しかし、あとになって「バイオアベイラビリティ」の存在ーある栄養素をどのくらい吸収できるかはほかの栄養素の有無に大きく左右されるーが判明して、やはりいろいろ自然にバランス良く食べていればよいのだということがわかる、というように。

テクノロジーは、自然界法則の一部を切り出し、それを補完、再現、拡張しようとしたものなので、オリジナルの自然をデグレーションしたものにすぎません。悪い場合はさらに不測の副作用をもたらしています。たとえば、”脂肪とコレステロールを悪者にした挙句に工業的に作り出されたマーガリンのトランス脂肪酸は動脈効果、心臓病の原因にとなり、トランス脂肪酸2%増えると心臓病23%高くなります。” その他、遺伝子組み換え食品の例などなどあげだしたらきりがありません。

しかし、わたしはテクノロジーの有用性を決して否定していません。機能不全に陥っている弱者を救済し、引き上げることにおいてはテクノロジーは絶大な効果を発揮するからです。(ここはトランスヒューマニストとさえも一致します)しかし、同時に強者にさらなる権力を与えることにもなります。SFの世界の現実化は テクノロジーの副作用となる。ここまでは誰もが議論してきているところです。

同じくらい深刻にもかかわらず危機感がないのは、この両極(強者と弱者)への影響もあいまって生まれてくる巨大な中間層ー定義にもよりますが20億人から40億人にも達するといわれるーのワーク&ライフについてです。資本家にとって不都合な真実があるからでしょうか、2030年には50%の仕事がテクノロジーに代替されるといわれていますが、議論はその先には一向に進むことはなく「せいぜい頑張って食いぶち見つけるしかないね」、と。彼らはますます便利になると”社会に”そそのかされた挙句に、生きがいとなるような職は激減し、強烈な格差社会の中で不毛な競争に敗北をきすかかつてのようななんとかドリームも描けず、強者にますます搾取される構造は加速し、リアルよりも科学によってもたらされるバーチャルが推奨され、脳と身体のデグレーションの結果、ますます健康や愛情をそこない、幸福感だけでなく、種としてのリスクがますます高くなっていく。この巨大な中間層に対するその代償についてはどんな方策があるのか。これから社会問題として大いに深刻化するのではないかと想定されます。

蛇足ですが、富裕層62人が世界の富の半分を握っているというこの状況は、少なくともかのスティーブジョブズがパーソナルコンピューティングというテクノロジーで成し得ようとしていた革命の意図とは懸け離れた世界なはずです。スティーブに聞かずとも、自然の法則からして多様性のないシステムは持続可能ではありません。テクノロジーと市場原理は万能ではなく、それだけでは世界は最適化されないというのは、既知の事実であり20世紀の反省材料となっていたはずです。

 

左回りの進化とは?
では、生物学的に進化するにはどうすればよいのか?
同著で最も合点のいく説明は、
”死にそうなドラッグ中毒者のことを考えてみればいい。もし同じように身体が不健康で瀕死状態にもかかわらず、脳はハイで幸せだと感じるように人類がデザインされているのであれば、そんな種はとっくに滅びている”
 
人は、身体が健康なときに脳が最も活性化した状態になるようにデザインされているということです。脳はお金を求めてはいなかったのです。彼らはもっと原始的でもっと基本的で当たり前の報酬しか望んでいなかった。食事、運動、睡眠、自然、愛情、思考、瞑想。これら7要素を掛け合わせて与えれば脳は活性化し、進化を遂げるのです。身体はますますパフォーマンスをあげ、身体は脳にさらなる報酬を返す。そうすることで脳は幸せを感じ、わたしたちに高いパフォーマンスを与え、さらなる自由を与えてくれるのです。こうした正のフォードバックプロセスが進化の基本的構造です。
 
たとえば愛情。共感(利他性)は、人類進化の過程で他の種から優位性を持ち得たきわめて重要な概念であり、これがあったからこそ、人類は滅びずに生き延びてきました。そのように考えてみれば、進化の過程で体が健康である→幸せを感じる、愛情がある→幸せである、というフィードバックループがまわるように人間がデザインされているのは当然のことなのです。
 
さらに面白いのは、ストレスを取り除けば幸せになれるというようにはデザインされていないということです。なぜなら、自然に適応するようにできているためです。自然は無常であり、良いときも悪いときもあります。脳はそのような環境に適応するよう、楽しめるようにできています。「人生において最も絶えがたいことは悪天候が続くことではなく、 雲一つ無い晴天が続くことである。」という格言があります。労働は悪であり、ロボットがすべての労働を担い、人間は余暇を存分に楽しめれば幸せになるはずだ、というトランスフューマニズムの根底にある前提は人の設計書に鑑みると誤りなのです。実際に適度なストレスはドーパミンを放出し、脳を活性化させます。現代人は、健康や家族と愛情を育むことの優先順位を下げ、便利さや効率や経済を第一優先にしてきました。身体的退化だけでなく、幸福感が減退するのは当然の結果なのです。

 

そしてそのような脳への報酬の提供(=進化)は、幸福感を与えると同時にパフォーマンスを高めることになります。グーグルもすでにこのことに気づき、オフィスを緑化したり、マインドフルネスの研修に取り組んでいます。昨今、若手の間でも田舎暮らしや都会でもキャンプが流行っています。 これは、小さな変化ですが、直感に根ざした変化の兆候であり、ますます加速していくはずです。

仕事ができる人間は、睡眠不足で少々不健康くらいがイケてる。仕事が第一で家庭を顧みないくらいは当然である。 いやいや、健康になろうよ。ヨガをしよう。地域のものを食べよう。これは、もはやオルタナティブ層のスローライフ運動でも、カウンターカルチャーでもありません。 さらなる仕事の生産性とイノベーションーそれも人類の生き残りをかけたイノベーションのために、これまでたっぷり搾取してきた分も脳と身体に恩返しの”報酬”を与えるべきときがきたのです。便利さと同時に健康を、パソコンとともに運動を、都市とともに自然を、これはますます必然な流れになり、そうある未来にしていかなければいけないでしょう。 

このように考えていくと、人類は20万年かけて、驚くほど遠回りをして元に戻る活動(ホメオシス)をしているといえるのではないでしょうか。バイオフォリアやフィトケミカルの認知、マインドフルネスの効用などがようやく科学的に証明されるようになり、有効性を理解することで、ますます自然への回帰は進むでしょう。これはきわめて滑稽なことだと思いませんか。自然を機能還元論的に分解し、膨大な時間とコストをかけて解明したうえで、その一部を補完、再現、拡張してきたのがテクノロジーです。しかし、その解明が自然の全貌をとらえていけばいくほど、最終結論は次のようなものになるでしょう。

 

「やっぱり自然ってとてもすごいみたい。自然はそのままんまとりいれるべきです。以上!(笑)」

 

自然という35億年かけてブラッシュアップしてきた唯一無二の史上最強システムが”まだ残されている以上は”、それに勝る代替物はなくやはり「無知の知」こそが最高の叡智ではないでしょうか。すなわち、テクノロジーによる自然の全面解明の前に、よくわからないけどとにかくナチュラルやワイルドに生きてみることが一番の近道なのだという仮説は信じるに値するものではないでしょうか。現にいまだに人類はパフォーマンスと幸福を決定する自分たちの脳のことを1割未満しか理解できていないのですから。どうしてそんなに複雑で大それた物を、いますぐ証明したり代替できるでしょうか。

 

3. 結論

 

左回りの進化が真のイノベーションとハッピネスを同時に実現する道
私たち人類は身を粉にして発展してきました。そしてその言葉どおり、豊かになったようで身も心もずっと貧しくなりました。テクノロジーの発展により、脳と身体が退化し、環境を破壊し、それを補うためにテクノロジーを活用し、経済をうるおし、それによってさらに脳と身体を退化させ、環境を壊すか、不測の副作用を生み、そのためにテクノロジーを活用し、経済をうるおす。大局的にみれば右回りの進化はこのような負のスパイラルに陥っていると言えないでしょうか。
 
地球を捨て、他の惑星を目指すなら環境破壊してもよいと思うのと同じように、自分の脳と身体を捨ててテクノロジーに身を委ねる覚悟があるのであれば、進んで退化を受け入れればいいでしょう。
しかし、脳と身体だけは自分のまま=自由でありたいと願うのなら、右回りから左回りへー今こそ「逆回転の進化」を起こしていくべきではないでしょうか。

逆回転するためには、人間が突然進化したときに書かれた20万生き続けている最強の設計書を紐解く必要があります。しかし、その設計書に書かれている人類に進化をもたらす秘策ー脳と身体のパフォーマンスを最高に引き出し更に進化させるために必要な要素ーは拍子抜けするほどあっけないものだったのです。「食事、運動、睡眠、自然、愛情、思考、瞑想たったのこれだけです!?でも、この いずれも、現代人がことごとくおろそかにしてきたものなのです(ただ思考だけを除いて)。いや、自分はルームランナーでちゃんと運動しているというかもしれません。しかしそれは不完全どころかほとんど無意味に近い、自然の中で動物を追いかけながら走るときに脳に起きていることに比べれば。

こうして進化が左回転をはじめると何が起きるか。真のイノベーションとハッピネスの両方を満たすことができるという仮説です。左回転の進化は、テクノロジーの否定ではありません。しかし、とても重要なテクノロジーのあり方について規定しています。すなわち、すべてのテクノロジーの発展が人類にとっとプラスになるのではなく、生物学的に人類を進化させるテクノロジーこそが人類が選択すべきテクノロジーであるという基準を定義することになります。

この規定は、テクノロジーを倫理で規定するよりも強さがあると思います。なぜなら、テクノロジーの存在自体を否定するのではなく、前向きに、ポジティブに捉えながらテクノロジーと共生していくという選択ができるからです。

日本にも、本格的にデジタリゼーションの波が激しく押し寄せ、スタートアップが活気づき、大企業がことごとくディスラプトされていきます。これは、一長一短ありつつも大いに喜ぶべき変化であり、この波をしっかりとのりこなし、それだけでなくサステイナブルなシステムになるように育てていくべきものだと思います。ここで、一部の人間たちがテクノロジーを利用し、テクノロジーの発展=経済の発展=人類の発展=幸福と平和が訪れる(戦争で富を築く)だろうと説くのであれば、それは20世紀の延長でしかなく、バブルで終わるかあるいはこれまでよりもずっと深刻な問題を引き起こすでしょう。

すでに本家シリコンバレーの成長は鈍化し、オワコンとさえ言われてきています。 テクノロジーブームがまたもや一時的なバブルにならなければよいのですが。人は何度も同じ過ちを繰り返しますが、これがおそらく最終章でしょう。これが地球上における最後の革命です。この歴史的局面において、テクノロジーの本質について、人間の進化の方向性について、今一度、思想=”社会の土壌を再構築”し、あるべき生き方とイノベーションの方向性を探求していくべきであり、その道筋についてこれからもみなさんと追求していきたいと思います。

わたしがたどり着いた結論は、資本主義型社会と循環共生型社会、テクノロジーセクターとオルタナティブセクターこの相入れなかった思想が統合され、共通の目標となりえるものこそが「進化」だということです。もはや、「発展」のパラダイムは終わりました。これからの社会をよりよくするベクトルは「人類の進化」です。

このような思想と動きは、世界中で徐々に起こりつつあります。たとえばサンフランシスコで開かれているWisdom2.0というマインドフルネスとデジタルを融合したカンファレンスは、Google、Facebook、LinkedIn、科学者、医師、僧侶、アーティストなど、世界20カ国から2000人を超える参加者が集まっています。アメリカのみならず、アイルランド・ダブリン、シンガポール、ドイツでも開催予定とのこと。この流れは確実にこれからのビジネスの新しい潮流になっていきます。

幸いにも日本のスタートアップ界や若手ビジネスマンたちにはしっかりとした思想をもった人たちがたくさんいます。いや、それ以上にいつもながら、あちらで流行っているマインドフルネスの源流は、日本ですよ!!日本の禅が源流にあり、仏教などテクノロジーとは対極とされてきた東洋思想には、人類進化のレシピがすべて詰まっているのです。

 

これまでの発展の延長にはない、非連続な進化をもたらす、オルタナティブ✖️ビジネス

これがわたしが追求しているテーマです。あらためて、キーワードは

逆回転の進化 “Re-Evolution” すなわち “Revolution(革命)”

テクノロジーの発展だけでもなく、人間の発展だけでもなく、その両者の共存をもデザインに取り込んだ概念としての「進化」です。生物学的に起きないはずの進化を自発的に正しく起こすには、オルタナティブコミュニティとテクノロジーコミュニティの融合が不可欠です。引き続き、このコミュニティーの大統合に奔走していきたいと思います。わたしの周りには、スタートアップ、科学者、僧侶、心理カウンセラー、アーティスト、ヒッピー、パーマカルチャリスト、エコロジストなど多様なセクターが混じり合う流れが起こりつつありますが、進化を促進するあらゆる愉快犯Evolution Huckerたちとさらに多く深くつながりながら逆回転のうねりを起こし、拡大していきたいと思います。 みなさん、ぜひつながっていきましょう。

ちなみに、今回引用させていただいたGo Wildeはわたしのなかで昨今一番のヒット本でした。やや極端な部分はありますがそれを差し引いたとしても新しいパラダイムが得られる良書です。訳者のMさんもとっても素敵な方です(笑)ぜひ、お手にとってみてください。