image

【イベント報告】DIGITAL LOVE & PEACE 〜 Run Mindfulリトリートで野生の体をインストールしよう! – みみず vol2 4月24日@鎌倉

Posted on Posted in P11. かくめい, P21. みみず。, S.4 共生プラットフォーム, S1. ワークライフ進化論
Pocket

4月24日(日)、おそらく日本で初となるランマインドフルリトリート企画、 『DIGITAL LOVE & PEACE 〜 Run Mindfulリトリートで野生の体をインストールしよう! – みみず vol2 』を鎌倉にて開催しました。

 

今回のナビゲーダーは編集者の松島 倫明さんです。

image

松島さんは、 デジタル&テクノロジーサイドにおいて未来を的確に予見した クリス・アンダーソンの『FREE<無料>からお金を生みだす新戦略』『SHARE <共有>からビジネスを生みだす新戦略 』、そして最新作、レイ・カーツワイルの『‪シンギュラリティは近い‬[エッセンス版]―人類が生命を超越するとき』

等を編集している一方で人間の身体性について驚くべき見解を提示した 『GO WILD 〜野生の身体を取り戻せ〜』『BORN TO RUN 走るために生まれた』も手掛けており、

まるで相反するような2つの方向性において、未来を方向づけるベストセラー書籍を次々と翻訳編集していらっしゃいます。そんな松島さんをゲストに招き みらいについて考えるセッションを開催しました。 これらの本に関する話題だけで相当濃いわけですが、今回は単なる座学ではなく、鎌倉の山と海を舞台に参加者全員でラン・マインドフル(後述)と瞑想をし、古民家蕾の家で オーガニックで美味しいご飯を食べ、そしてみらいを語りあうという特別なひとときとなりました。

 

ラン・マインドフルとは?

image

 

はじめ、「トレイルラン」と聞くと、最近流行りの山を駆け上がっていくものすごい人たちのイメージしかなかったのですが、ラン・マインドフルのコンセプトは全く違うものでした。 自然の中で走ることで「緊張」と「リラックス」の両方を同時に成立させて集中すること。自然という多様な条件下において、一歩一歩の選択に集中するという緊張と、一方で 自然の香り、風、小鳥のさえずりや草花の美しさなどを感じるリラックスを体感することで、人間は本来の野生的状態に近づき、幸福感と集中力の両方を得ることができるということのようです。(以上は僕の個人的なつたない理解です。)

また、ラン・マインドフルはスポーツではなく、スピードを競うものでもなく、隣の人と話しながら走れるスピードが一番よいのだそうです。 当初の印象とは全然違い、疲れることもなくほどよい心地よさだけが残りました。「人間は走るために生まれてきた」と主張するBorn to Runの編集をきっかけに松島さんご自身が鎌倉に越して実践 していらっしゃるとのこと。編集者でありながら実践していらっしゃるところが素晴らしいですね。

 

image

このサンダルで走るというところも見た目はワイルドですが、大きな意味があります。某◯ike社がかかと部分にたっぷりとAirの入った靴を開発したことで、人間本来の走り方 が変わってしまい、それがかえって故障の原因になってしまったということがあったのだそうです。

 

さらに、ランの途中途中で世界に100人しかいないGoogleが開発したマインドフルトレーニングSearch inside yourselfの公式トレーナーである荻野さんのガイドのもと瞑想を行いました。 運動の後に行ったこと、自然豊かな中で行ったこと、みんなで行ったことにより意識がより集中できた気がしました。

image

 

山ー海ーそして古民家、わずか2時間足らずでこのような変化を体験できる鎌倉の魅力を改めて実感。オーガニックなケータリングで好評のninoちゃんの待ちにあったご飯タイム。運動の後には格別です。

image

 

 

そして、本題へ。

タイトルは DIDIGAL LOVE & PEACE。 実は、このタイトルは松島さんの卒論のタイトルだったと言います。そのころからずっと追いかけているテーマが同じということに松島さんのただならぬ情熱を感じました。 デジタリゼーションとゴーワイルドという両軸方向性の接合点にどのようなみらいを見いだせるのか? 松島さんのお話と多様であり各界で活躍するみらいの実践者20名強による3時間近くにわたる対話は濃密であることこの上なく、その場の体験無くして書き起こすことができない素晴らしい対話になりました。

 

マインドフル状態に入ったプラスの空気、場の力、トライブ感。まさに格別な場となりました。 ひとつだけあげるとすると、松島さんがおっしゃった“The Third Summer of Love”が近づいているということです。 1967年に10万人のヒッピーたちがサンフランシスコのヘイト・アシュベリー周辺に集まり文化的・政治的な主張を行った伝説の社会現象。 80年代にもイギリスで起きたダンス・ミュージックのムーブメントのことをセカンドサマーオブラブと言うそうです。そして いま、人類は、地球最後の?変革期を迎えつつあり、そんなときだからこそ、悲観的ではなく、新しい社会の出現を目指し、人類が一つになる最高の瞬間がくると。 まさにそんな日が刻一刻と近づいていることを実感しています。

 

今回お集まりいただいた皆さんには小さなイベントでありながら、大きな何かとつながっていることを感じていただけたのではないでしょうか。

松島さん、荻野さん、本当に特別な時間をありがとうございました。主催側の蕾の家の池田姉妹、フードケイタリングのnino、アラブ、岩木くんありがとうございました。

image

 

さて、今回で3回目となった「みみずの会」には、以下のような趣旨があります。 ちなみに「みみず」とは「みたいみらいをずっと。」の略です。また、みみずがいる土はよい土で、みみずは土を耕す生物と言われています。

 

① 社会を耕すーSocial Cultivation

21世紀は経済、政治、社会、ありとあらゆる問題が複雑に絡み合い、一筋縄では解けない問題ばかりです。これまでの社会は土の存在を軽視し、 生産することばかり考えてきた結果、新しい社会を出現させるために欠かせない土が痩せてしまいました。これまでは社会に”農薬”をばらまいて多くの”収穫”を得てきました。私達世代がまず今しなければいけないのは、遠回りで地味な”社会を耕す”ことだと考えています。Cultureの語源がCultivateからきていることは言うまでもありません。 社会を耕してよい土=社会の土台をつくること。イベントやワークショップにおいても、目に見える短期的な成果や効率性を重視するものがちまたには溢れかえっていますが、 みみずの会は結果よりも思想に重きを置き、答えのない生き方について対話することに重きを置いています。

 

② 土の正体は多様な微生物のネットワーク活動

社会を耕すとは何か?よい土の正体は、豊富な空気と水によって発生する多様な微生物たちの活発な活動です。キーとなるのは、やはり多様性です。 単一の生物に偏ってしまうと生態系が崩れ、特定の菌や虫が異常発生してしまい植物は枯れてしまいます。フューチャーセッションの成功要因もセッション参加者の多様性にあります。複雑な社会問題解決のためには、具体的な解決策に落とし込む以前に”ステークホルダーの関係性の変容”が 不可欠だからです。毎回、主催者だけでなく参加者の方々の多様性を重視しています。この関係性の変容に不可欠なのが”対話”です。多様性のある人々の対話から変容=発酵が生まれる、これがイノベーションを超える エボリューション(進化)に不可欠なシナリオです。

 

③ 脳を進化させる7つのレシピを活用した”圧倒的な体験”

これまでの教育は、頭だけ使う事に終始してきました。しかし、脳をフルに使いこなすためにも、また幸せになるためにも頭以外を使った体験が不可欠であることがわかってきました。 僕が以前のブログで名付けた、”脳を進化させる7つのレシピ”は、自然、食、運動、アート、心身メンテナンス、変化、共感。これらを掛け算的に コンテンツとして活用することで脳が活性化するだけでなく、その場の一体感も含めた幸福感が増大し、さらに脳が活性化するという好循環が生まれます。 ちなみに、今回のRun Mindfulは、7つのうち自然✖️変化✖運動✖️️心身メンテナンス(瞑想)✖️共感✖️食️と実に6つのコンテンツを組み合わせています。 これがからくりでしたので人間であれば満足しないわけがないのです(笑)今後も、これらの要素を駆使して最高のコンテンツを提供していけたらとおもいます。

 

④ 場の力

近現代では普遍性を重視することで、場を軽視してきましたが、本来”未来は場から立ち上がる”ものだと考えています。鎌倉が持っている海山に囲まれた力、 東京からのほどよい距離感(エッジ)、神社仏閣多様な宗教が重なり合うパワースポット、そして歴史と人をつなぐ古民家。こういったところで集い、語り合うのと東京の 無機質な会議室で話し合うのとは確実に違う関係性やアウトプットが生まれてきます。今後も、日本はもちろん海外でも特別な場の力を使ったセッションを開催していきます。

 

⑤ 土から芽を

そして、よい土ができれば新しい芽が出てくるのは自明なことです。みみずの会という土的プラットフォームからつながった関係性から新しいプロジェクト、 仕事が自然発生的にどんどん生まれていきます。土が更に肥えていけば新しい市場の創造という意味合いも生まれてくる。新しい市場が生まれれば新しく美しいビジネスが どんどん生まれてきます。

 

最後に、進化論のダーウィンが最後に研究したのがみみずだったそうです。はたして みみずの会が、人類進化の鍵を握ることになるのでしょうか?

 

みみず〜 Evolution Hacking 〜

今後も、様々な人と場所で企画・展開していきますのでどうぞご期待ください。 また、ビジョンにご賛同いただける方はぜひ一緒に土作りをしませんか? あらためてこの活動は、あらゆるセクター、会社、派閥の枠をこえた多様な美生物の結びつきによる進化が目的ですので、どうぞいつでもお気軽にお声がけください!